こんにちは、ディレクターのSATOです。
春ですね。お寿司食べていますか?
旬のネタは初鰹かな。いわしやアジもおいしい季節ですねぇ。
今回は、お寿司好きなメンバーでお届けします🍣
今、読んでいただいている「ナップブログ」は、2024年春にリニューアルしました。
ナップメンバーが広報やスキルアップを目的とした活動をするために設けている、チームの成果物の一つです。
今回は「ナップブログ」の制作過程をフカボリしてご紹介していく、制作メンバーのクロストークvo.1です。
vo.1は企画準備編。もちろん書ききれないこともたくさんあるので全てをお伝えしきれませんが、順を追って振り返っていきます。
ぜひご覧ください◎
MEMBER
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OTHERS
ナップブログではデザインやエンジニアへの橋渡しを担当。それぞれの『こういうブログにしたい』を話しています。
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momoseデザイナー
デザインに関する部分を担当。お寿司好きが集まったチームおすし🍣のメンバーでナップブログについて話していきます。
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kumekawaデザイナー
ナップブログのロゴ担当。日記はいつも3日坊主。書きやすいブログにリニューアルしたいと思ってます。
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satoディレクター
ナップブログでは主に企画と進行管理を担当。寿司が好き。今回はMC&ライターとして積極的にお話ししてます。
現状の課題整理
sato:では、早速話していきましょう。
ブログリニューアルの企画は、元々のブログで課題が多かったことから始まりましたよね。課題をベースに色々とやりたいことやこだわりを練り込んでいったかなと思います。まずは、どんなものだったかを振り返っていきましょう。
OTHERS:チームの活動として、ブログをリニューアルしようっていうのは、わりとすぐ決まりましたよね。
kumekawa:そうですね、当初のナップブログ自体がもう機能していなコンテンツというか、毎日見ることもないし、誰かが記事をあげているっていうことも認識していなかったような状態で。結構ひとつひとつの記事で流入のシェアは大きいコンテンツなのに、活かせていないなって感じていたので、改善したいと思っていました。
sato:そうですね、実は入職してからこの話が上がるまで、ナップブログの存在を知らなかったような気がします…
momose:前々から広報的な活動として、SNSとかを強化していこうっていう話もあり。だからこの際に広報活動に使えるツールとして見直そうという話になりました。
sato:具体的にどんなことが課題にあげられたかを思い出してみましょう。
OTHERS:まずはデザインの観点で、見にくいよねっていう状態でしたね。あとは、スタッフの名前はカテゴリーとしてあるけど、入職者と退職者の更新がいつの日からか止まっていて、情報が古いっていうところが目についた課題。で、さらに、そもそもブログ記事更新しているのがエンジニアさんしかいないっていうところが、まずいなって思うきっかけでしたね。
kumekawa:うん。あとは、サムネイルもなく、カテゴリー分けもされているようでされていない状態で、過去の記事を見ようにも、ひたすらスクロールするしか見るすべがなく、使いにくいUI。
※こちらがリニューアル前のファーストビュー。テキストの大きさやフォントも読みにくい…!
OTHERS:更新したことない人は、ブログの管理画面の入り方すらあまりわかっていない状態でしたね。
sato:そうですね、更新のしにくさはすごくありましたよね。あとは、ナップのコーポレートサイトの導線は課題に挙がっていたと思います。
kumekawa:うんうん、一応リンクはあるけど、あまり導線自体は機能してなかった。
sato:デザイン面での課題で感じていたことはありますか?
kumekawa:文字が明朝体で、細くて読みづらい。
sato:うんうん、そうですよね。
OTHERS:コンテンツとコンテンツの間に区切りがなく、どのくらいの長さがあるのか、この後に何が続くのか、想像できない状態になっていました。
sato:MOMOSEさんは何か感じていましたか?
momose:更新していても気づきにくいように感じました。誰が更新したのか社内でも反応もできるようにしたいなと思いました。
sato:確かに、サムネイルもないし、コンテンツのメリハリがなくて、読んでもらおうという導線ではなかったですね。回遊率悪そうだなって見ただけでわかるような印象。
momose:そうですね。
解析と競合調査
sato:では、次のお話をしていきましょう。
課題を挙げて、ここから現状解析、競合調査といったフェーズに移ったかなと思います。どんなことが見えてきたか振り返ってみましょう。
OTHERS:まずは、各々が他社のブログを持ち寄って参考サイトを挙げて話し合いましたよね。あと、解析してわかったのは、SAKURAIさんが書いた記事がコーポレートサイトを含めてアクセス数がかなり上位にいるということ。ただそこからコーポレートに流入はされていないから勿体無いよねという話はありましたね。
sato:確かに。ただ、解析面でいうと、私的にはこのブログコンテンツに意外とSEO的な希望が見えました。
kumekawa:うん、そうですね。
sato:流入経路の一つとしてうまく活用できたら、大きく寄与できそうだなとは思ったので、インパクトを感じていました。
kumekawa:他社さんのサイトを見て感じたのは、どんな人が書いているのかっているのが見える記事が多くて、そういうのが感じられると採用にもつながったり、他にも可能性が出てきたりするのかなと思って。「人が書いている」っていうのが伝わるのがいいなって思いました。
sato:うんうん、確かに。結構多くの会社さんのコンテンツでそれを感じましたよね。
kumekawa:そう、やっぱりブログっていうのは人が書くものだから、書いている人が想像できて感じられることにこだわりたいなって思いました。
momose:あとは、課題に挙がっていた自分たちの更新頻度を上げるための工夫は意識的に見ましたよね。
sato:そうですね。サムネイルとKVとOG画像など、たくさん画像を用意しなくてもいいような作りになっているサイトを結構参考にしましたよね。どうなってるんだー?って構造を探りながら。
kumekawa:そうですね、更新頻度が高いと、生き生きしているというか。見る意欲も湧く。
sato:あ、それでいうとスタンプのアイディアもそういう面からヒントを得たんでしたっけ?
kumekawa:そうですね。スタンプも自分たちの書くモチベーションを上げたいという観点で探して参考にしましたね。
sato:「書くモチベーションを上げる」のも、結構気にして話しましたよね。
momose:そうですね、社内のコミュニケーションにもなるし。
kumekawa:そうそう、社内だけでもコミュニケーションの一環として気軽に反応できたらいいなって思いはありましたね。
momose:Slackみたいな気軽さがブログにもあったらいいなって感じ。
kumekawa:うん。そうですね。
sato:実はインナーブランディング的要素も含まれていますね。
それでいうと、KNAPO!も”気軽さ”をキーワードに作ったコンテンツですよね。KUMEKAWAさんが参考を見つけて、自分たちも取り入れたいねって。
kumekawa:そう、日報をブログにしているところがあって、ブログを更新するのは作業的に重たいけど、日報は毎日書いているので、それを公にできる形だったら更新度を上げられるんじゃないかと。ブログよりもライトで、ゆるさでその人の雰囲気が伝わるコンテンツにもできるかなと思ったんですよね。
名前は、気軽なコンテンツなので、可愛らしい感じがいいよねって。SUZUKIくんが考えてくれたんですよね?
OTHERS:そうですね。誕生秘話…もうちょっと自分も更新しなきゃ。
kumekawa:KNAPO!いいですよね、気に入ってますよ!
sato:どんどん更新していきましょうー
と、いうところで今回はここまで。
結論
結論、ゴールとテーマを以下のように掲げました。これをもとに、企画やデザインに落とし込んでいきます。
ゴール
お仕事のご依頼や採用に寄与できるコンテンツ
テーマ
KNAPの会社や人の雰囲気が伝わる
お客さまからWEBの制作依頼をいただく際も、まずは与件整理についてお話しさせていただきます。どうしてもデザインの話の方が興味が湧きやすいですが、デザイン制作の前に、こういった与件整理を丁寧にして企画することが大切です。感覚的に流行に合わせたデザインをしても、見てもらう人やサイトの役割が整理されていないと、せっかく作っても的外れなものになったり、意味のないものになってしまうんです。
ご発注の内容やご希望によって変わりますが、お客さまのイメージやご希望次第では、もっと具体的なKPIの数値を設ける場合や、逆に閲覧されるターゲット層は誰なのか?そのターゲットが求めているものは何か?などを、一緒に考えるところからスタートする場合もあります。そこから、ロゴのリニューアルも必要だね、とか、コーポレートカラーを見直すタイミングかもね、など、ブランディング面でも必要なことがみえてくる、なんてこともあるんです。
せっかくお金をかけてWEBサイトを制作するなら、価値のある財産となるものをつくりたいですよね。
私たちにとってはその制作実績や経験が財産です◎
次回、vo.2はデザイン制作についてフカボリしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました🍣
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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