【勉強会】印刷物を扱う時に注意すること

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社内のデザイナーに聞いた印刷物を取り扱うときに不安に思っていること注意することなどを解決するべく勉強会を開きました。
KNAPはWEBと同等に紙ものも扱う機会が多いので社内の知識のアップデートのためにも開催しました。入稿の際はかなり気を使いますよね。紙ものを扱うときに不安に感じていることがあるデザイナーの方がいればよかったら参考にしてみてください。



色数値

小数点以下の色数値は使用しないように注意してデータを作成する。
小数点以下の数値は反映されず正しい色が出ないので切り捨てます。
RGBデータをCMYKにしたときなどに端数が出やすく注意が必要です。カラーの値を丸めるスクリプトを使うのも手ですがイラストに使うとイメージが変わってしまうこともあるので気をつけながら使いたいです。

モアレ

印刷物はCMYKのドットで構成されているため 規則正しく分布した線や点などが、 印刷時に網点が重なり合うことでモアレが発生することがあります。
データ作成時には無くても、色校正の時に発覚することがあります。
ストライプの柄で出ることがあり、モアレが出ている箇所のみをわずかにぼかすことで解消することができるので、扱う画像にストライプの柄がある時は事前に対処しておくというのも良いかと思います。

複数アートボード

KNAPでは案件にもよりますが、複数のアートボードのデータは単ページに分けています。
複数のアートボードで並べて作業すると他ページのデザインを見やすいですが、隣のアートボードに画像がはみ出す可能性があり、トラブルの要因となるので1ページ1データで作成しているのです。

オーバープリント

オーバープリントとは色を重ねて印刷することをいいます。
重なり合った部分は、前面のカラーと背面のカラーが混ざった色が印刷されます。
白(CMYKすべて0%)のオブジェクトにオーバープリントが設定されていると、下地の色と同化する(透明になる)こととなり、そのオブジェクトが見えなくなります。
入稿時にIllustratorのメニューから[表示]→「オーバープリントプレビュー」でオーバープリントプレビューの状態にして確認しています。

孤立点

Illustratorで作業している時に操作ミスでクリックして点ができてしまった。パスを削除したのに点だけ残った。ということがありますが、孤立点が残ったまま印刷をすると、データ不備として印刷時のトラブルやエラーの原因となり、印刷物の出力に影響がでる可能性があり注意が必要です。
Illustratorのメニューから[選択]→「オブジェクト」→「孤立点」を選ぶと孤立点のみ選択されるので確認します。

入稿チェックシート

WEBの案件でも確認シートを使って一つづつデータを項目で確認していきますが、紙ものも同様に確認できるよう入稿チェックシートを使用して確認を行います。担当のデザイナーだけでなく他のデザイナーにデータの不備がないか二重チェックをしてもらいます。文字構成はデザイナーだけでなく社内のコーダーにお願いすることもあります。

まとめ

他にも社内の入稿チェックシートには30ほどの確認事項があります。
今回の勉強会で大切だなと思ったのは、データに不安がある時は他のデザイナーに相談すること。
扱うソフトはどんどんアップデートしていくので定期的に情報をアップデートしていくのはだいじですよね。
確認フローを標準化し、安定した成果物を提供できる体制を整えましょう。

入稿はいつもドキドキ

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