撮影ディレクションについて語る【前編】

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こんにちは。
ディレクターのSATOです。

もうすぐ桜の時期ですね。
お花見の予定は立てられましたか?

私の家の近所には桜並木があります。
仕事帰りの夜道にふらっと立ち寄ると、ひと気のない空間に壮大に花を咲かす桜並木。
今年も開花が楽しみです。

そして、桜をみて思い出す1年前の記憶。
2023年春、私はあちこちの公園やスタジオを駆けずり回っていました。

Google画像検索で桜がないか事前チェックし、現地に行って桜があれば映り込まないカットを探す。桜を避けたカットが枯れ木だらけで落胆し、涙目でリストにバツをつける。

桜、日本の美を象徴する儚き植栽。
さすが、いいロケーションに植えられている😢

と、桜に頭を悩ます毎日を過ごしていました。

今回はそんな桜の思い出とともに、某ブランドさまの撮影ディレクションについてご紹介します。

前編は企画準備編。
ぜひご覧ください◎

撮影企画

注)企画の話が長文になってしまったので、撮影について情報を見たい方は次の目次へジャンプしてくださいませ..😇

あるクライアントからLP制作のご依頼をいただいたのは2022年11月ごろ。もともとグローバルベビーギアブランドとして世界各国で展開されていたものの、日本の認知度はまだ低く、日本でのマーケティング強化の一環で製品LPの制作をすることになりました。

ブランドオリエン、市場調査などを経て、
わたしたちは、以下のポイントをもとに企画の提案をしました。

・日本人モデルを起用
・ファッション誌のような雰囲気
・母親から赤ちゃんに対する愛情を表現

競合調査をする中で、強く感じたことがあります。

まず、グローバルブランドは基本的に海外モデルのクリエイティブを使用しており、自分ごととして目に止まりにくいこと。LPは、広告配信が使用目的だったため、受動的に情報を得るユーザーにとって「目に止まりやすい」ことは絶対条件です。

当時、市場で使われている多くのクリエイティブは、商品やデザインの特性が見えにくく、ブランドの違いがわかりにくい印象を受けました。だからこそ、日本人モデルの起用にこだわりました。

また、それ以外の日本のブランドは「親しみやすさ」を注視されたものが定番。言い方を変えると、生活感を意識したようなものが目立っている状態です。ここでも、他ブランドとの違いを見出せると思いました。
ファッション性の高さを訴求したいとクライアントからご要望があったこともあり、ファッション誌のような、写真を楽しめる企画を提案することにしました。

最後にLPの構成についてです。

広告LPは、一般的に成功率が高いとされている構成を用いるケースが多いですが、今回はあえて採用しませんでした。
「美しさを重視した写真」が企画の肝だったからです。

<提案した企画構成>

1 . 母親から赤ちゃんへの愛情を語る3セクション ※製品メリットを感じられるストーリー
2. 訴求ポイント
3 . 製品ラインナップ
4 .CVエリア(来店促進)

SATOはコピーライティングも担当しており、それはそれで語りたい。
コピーの話はまたいつか🙂

ということで、こんな前段をもとに、いよいよ具体的な撮影準備に入ります。

フォトグラファーとの出会い

モデルキャスティングのお話の前に、本件の重要な役目を担っていただいたフォトグラファーとの出会いを綴らせてください。

今回アサインしたフォトグラファーは横山創大さん。初めて撮影をご一緒することになりました。
こちらからのラブコールです。

撮影ディレクターに聞いてみたいのですが、
新しいクリエイターさんってどんなふうに探していますか?

イメージに合うフォトグラファーを新しく起用したく、ファッション誌や情報誌を読み漁り、クレジットを探しました。そして、惹きつけられたクリエイティブがあり、依頼に至ったという経緯です。女性ファッション誌のメイク企画でした。

オファー後、横山さんには企画からしっかり入っていただき、一緒に準備を進行することになりました。この後の、モデルオーディション、ロケハン、その他クルーのアサイン、撮影には、全て横山さんが登場しています。わたしにとって、とてもいい出会いでした。

いま振り返っても、あのとき血眼で探してオファーした自分にグッジョブ。

赤ちゃんモデルのキャスティング

さて、いよいよモデルキャスティングのお話です。

キャスティングは専門の会社を利用しました。

キャスティング会社と費用と希望イメージのすり合わせ、撮影概要をまとめた資料作り、コンポジチェック、スケジュール管理、オーディション会場準備、当日の進行をしていきます。
ディレクターって忙しい。

今回、興味深かったのは赤ちゃんモデルのオーディションです。

赤ちゃんモデルは、赤ちゃんにモデル希望の意思があるわけではないので、お母さんへのインタビューと赤ちゃんの性格や写真写りをチェックします。赤ちゃん好きな私にとっては、大変だけど至福のお仕事でした。

大まかな流れとしては、以下の通りです。

1.   お母さんにインタビュー(撮影経験、ミルクやお昼寝の時間など)
2. 
仮撮影して写りをチェック
3.
しばらく他人が抱っこして様子をチェック

お呼びした赤ちゃんモデルは6名。
それぞれの赤ちゃんを12のために抱っこさせてもらいました。

※赤ちゃんモデルに癒されとろけている様子

泣きすぎて撮影できない子もいれば、ケロッと笑っている子もいます。もちろん、オーディションを勝ち抜くのは、写真が映えるオーラがあって、撮影でも泣かない赤ちゃん。そして、女性モデルと親子に見えるかがポイントです。ADのMATSUIさんは、パパ目線の鋭い観点でチェックしつつ、横山さんとチームのみんなで厳選しました。

赤ちゃんモデルのキャスティングは、KNAPとしても初の経験となりましたが、しっかりと勉強させていただきました。赤ちゃん系の撮影も、ぜひご相談くださいね。

さて、今回はここまで。

まだまだ準備は続きます。次回はロケハン、香盤、撮影当日について語っていきます。

冒頭で語った桜の話しはロケハンですね。次回、伏線回収できるのか。

ずいぶんと長文になってしまいましたが、
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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語りまくりでごめんなさい!

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